◎関西ラーメン紀行◎
関西のラーメンについて
大阪のラーメンは
天下の台所よろしくあらゆる系統のラーメン店が軒をならべている。
その中で大阪発と言えるラーメン店といえば「神座」が挙げられる。
その特徴として言えるのはスープが独特な洋風コンソメ醤油味であるところ。
昼時には長蛇の行列ができる。
京都といえば和風でアッサリ系のラーメンを想像する人が多いと思うが
以外にもコッテリ系のラーメン店が多い。代表的な店として
のコッテリ系ラーメンの代表的な店である「天下一品」、背脂系醤油味の「なるかみ」、
濃口醤油味の「新福菜館」などがあげられる。
兵庫のラーメンといえば「もっこす」、「宮っ子」に代表される濃厚豚骨醤油ラーメンだろうか。
特徴的なのがネギと薄切りチャーシューがたっぷりとトッピングされるところ。トンコツラーメン店も多いが
「ラーメンたろう」、「日の丸軒」などのマイルドな豚骨系と「しぇからしか」などの本格的な豚骨系とに分かれる。
奈良はいわゆるスタミナ系ラーメン。代表的なラーメン店としては
「彩花ラーメン」、「天理スタミナラーメン」などがあげられる。
その特徴としては、スープが豚骨ベースのニンニクピリ辛醤油味であるのと
麺の量。麺は「小」を頼んでも「普通」の量が出され「大」を頼むと「特大」(麺3玉)が出される。
和歌山といえば全国的にも系統を確立している和歌山ラーメンですが
和歌山ラーメンは系統別に「井出系」(「井出商店」、「まる三」など)と「車庫前系」(「丸高」、「まる京」など)に分かれる。
その特徴としては「井出系」は濃厚豚骨醤油味であるのに対し
「車庫前系」はアッサリ豚骨醤油味であるところ。
滋賀のラーメンは何と言っても「来来亭」だろう。
関西一円に店舗を展開している。その特徴としてはスープが
背脂系醤油味であるところ。多店舗展開した場合本店から離れるほど
味が落ちる店が多いと言われる中、どの店舗も安定した味を提供できている。
最近の状況としては和風ダシ(魚系)のダシを使ったアッサリ和風ラーメンの店が
多くなってきている。
この総評は 2006/1現在の管理人の私見に基づくものです。
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